企業の環境への取り組みを第三者が点検、評価したもの。
投資家が企業評価の判断基準として注目し始め2000年頃から欧米で普及。日本でも環境経営に取り組む企業が徐々に増えてきたが、本来の環境経営とはISOの取得など取り組みだけにとどまらず、情報開示や環境会計の導入、第三者による環境監査の受け入れが必要で、環境格付けもそのひとつ。CSRへの意識の高まりから急速に注目され始めている。
格付け機関としては米イノベストなどが有名で、日本では環境格付機構(環境経営学会の付属機関)や監査法人トーマツのトーマツ審査評価機構などがそれぞれ独自の手法で評価している。
昨年2月、環境経営格付機構が発表した環境格付けでは日本IBMが1位、大阪ガス、キヤノン、リコーなどが上位となった。
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