第一法規株式会社|教育研修一覧

2005/06/08号

金融庁検査における評定制度案

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 評定項目は「法令等遵守態勢」「顧客保護等管理態勢」「リスク管理態勢」「自己資本管理態勢」「信用リスク管理態勢」「資産査定管理態勢」「市場関連リスク管理態勢」「流動性リスク管理態勢」「オペレーショナル・リスク管理態勢」の9項目。この9項目それぞれについて4段階で評価するもので、A「強固な管理態勢」、B「充分な管理態勢」、C「管理態勢の構築が不十分」、D「管理態勢に欠陥または重大な欠陥」。そしてこのランクを検査の頻度・対象・深度に反映させる。金融機関は評定結果に対して意見の相違がある場合、意見申し立てができる。また評定結果は対象金融機関には通知されるが公表はされない。2006年7月から本格的に運用する予定。

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