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2008/05/27号

生物多様性条約(CBD)

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 生物多様性条約は、1992年のリオ地球サミットの際に気候変動枠組条約と並んで発表された。しかし日本では、気候変動への関心は高い一方、生物多様性への意識は低いのが特徴だ。「生物多様性」という言葉自体の認知も低いことが環境省の調査でわかった。生物多様性は「種」「遺伝子」「生態系」の、3つそれぞれの多様性を意味する言葉で、人類の生存を支え、人類にさまざまな恵みをもたらしている。本条約は、生物多様性を保全するとともに、生物資源を持続可能な方法で利用することを主な目的としており、日本を含む多くの国々が署名している(ただし、米国は署名していない)

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