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2008/09/09号

差額関税制度

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 1971年の豚肉輸入自由化を受け、外国産の安い豚肉が市場に出回ることによって国産豚肉が値崩れすることを防ぎ、国内の養豚農家を保護するために差額関税制度が設けられた。輸入価格が一定価格(現在1キロ524円)を下回った場合、国内価格を参考にした基準輸入価格(現在約546円)との差額分を関税として輸入業者に課し、徴収する仕組み。低価格のものほど高率の関税がかかるシステムになっている。

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