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2008/11/11号

CSR調達

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 CSR調達は、企業の社会的責任(Corporate Social Responsibility)の観点を組み込んだ調達活動を指す言葉として、日本で一般的に用いられつつある。海外では「Responsible Sourcing(責任ある調達)」や「Ethical Sourcing(倫理的調達)」という用語が一般的だ。
 自社におけるCSR活動にとどまらず、サプライヤーにもCSRを求める活動と言える。具体的には、児童労働や環境規制などの環境・社会面の基準を満たさないサプライヤーに対して、取引を打ち切ったり問題を解決するよう支援したりするような調達活動を指す。サプライヤーに環境配慮を求める「グリーン調達」から、取り組み分野が広がってきた。
 CSR調達の基準や方針などを掲げる日本企業も増加しており、複数企業による調達基準としてEICCやJEITA、GeSIなどのガイドラインも発表されている。

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