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2009/03/10号

カーボンフットプリント

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 カーボンフットプリント(炭素の足跡)は、ある商品の製造過程や流通過程、廃棄過程などのライフサイクル全体において、排出された温室効果ガスを表示する指標。温室効果ガスには様々な物質があるが、代表的な温室効果ガスであるCO2重量に換算して表示される。CO2には炭素(カーボン)が含まれ、その足跡≒影響の大きさ(フットプリント)を表すことから、カーボンフットプリントと名づけられた。
 気候変動問題への悪影響の少ない商品を望む消費者に対し、選択基準を提供することを目的としている。欧州では、消費財メーカーや外食産業が自社商品のカーボンフットプリントを商品やメニューに表示する試みが数年前から始まっている。

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