オゾン層を破壊し、地球温暖化に深刻な影響をもたらすフロン類の大気中への排出を抑制することを目的としたフロン回収・破壊法の改正法。公布(2013年6月12日)から2年以内に施行される。
フロン回収・破壊法は、業務用冷凍空調機器に使用されているフロン類の回収・破壊を対象に、フロン類を大気中にみだりに放出することの禁止、機器の廃棄の際のフロン類の回収・破壊の義務づけ、機器廃棄時のフロン類の引き渡しの委託等を書面で管理する制度の導入、機器整備時の回収義務の明確化等の措置を講じているが、改正法施行後は、フロン類の製造から廃棄までのライフサイクルの各段階の当事者によるフロン類の使用の合理化と管理の適正化が求められる。
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