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2015/03/10号

発明者主義と使用者主義

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 発明者主義とは、職務発明を行った従業員等に特許を受ける権利があるとする考え方。現行の特許法では、発明者主義が採用されている。一方、使用者主義とは、この特許を受ける権利を原則として発明者の使用者である企業に帰属させるという考え方である。
 現在、職務発明について、特許の使用者である企業が新たな発明を生み出す研究・開発費用の拠出を促進し、日本企業の国際的な競争力を強化すること等を目的として、使用者主義へ変更することを含めた特許法の改正が検討されている。

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