株式等の市場において、相場を意識的、人為的に変動させることにより、第三者へ自然の需給のように誤認させ、その変動を利用して自己の利益を図ろうとする行為のこと。
こうした行為は、株式等の有価証券の公正な価格形成を阻害し、投資家に不測の損害を与えることとなるため、金融商品取引法で禁止されている。
相場操縦の一類型として、相場を安定させる目的で売買等を行う「安定操作」がある。具体的には、市場の売り(買い)数量に合わせた買い(売り)数量を発注する取引や、出来高の少ない銘柄で売り注文の大部分を買い支える取引を指す。
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