上場企業の24%、ほぼ4社に1社が社外取締役を起用していることが、日本経済新聞社の調査によってわかった。調査は全国の証券取引所に上場する2,102社を対象に行ったもの。社外取締役を起用しているのは全体の24%で、取締約総数の18%に当たる。取締役会において社外取締役が半数以上の企業は19社、うち10社は社内取締役より社外取締役の方が多い。
また社外取締役が1人の企業は263社で全体の半数以上にのぼった。社外取締役を最も多く起用しているのは日本テレコムホールディングス(12人中8人)とソニー(17人中8人)。一方でキヤノンなどは、社外取締役では経営監視に限界があるとしてあえて起用していない。
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