大手グローバル企業を中心に環境への取り組みが加速化している。
オリンパスは環境活動を推進する機能で「ISO14001」を取得、キリンビールはオフィス部門に環境基準を新設、富士ゼロックスは再生プラスチック部品を始めて海外生産プリンタに採用、味の素はゼロエミッション(ごみゼロ)の推進で2002年度の再資源化率95%を達成した。また環境報告書を重視する投資家が増えたことから、より客観的な環境報告書づくりに取り組む企業も増えてきており、「環境格付け」を行う監査法人なども登場した。
CSR(企業の社会的責任)が重視され始めたいま、法令順守や雇用に加え、環境経営は企業評価の重要な指標となっている。
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