農林水産省が2月4日に発表した農薬・化学肥料に係る農産物の表示特別調査結果によると、小売店169店舗で延べ1573点の義務表示事項(名称・原産地)の欠落があり、表示内容が事実と異なる不適正表示は小売店114、流通業者23、生産者15など計152業者に上った。
この調査は2004年7月から8月にかけて全国の小売店2998店舗で48万362点の農産物を対象に行ったもの。
不適正表示のあった業者のうち農薬を使用しているにも関わらず「農薬不使用」等と表示していた業者は小売店9、流通業者13、生産者15の計37業者。同省はJAS法に基づき101件の文書指導、8件(7業者)の指示・公表の措置をとった。
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