第一法規株式会社|教育研修一覧

2006/05/30号

日本マクドナルド、定年制を廃止

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 ハンバーガーチェーン大手の日本マクドナルドは5月23日、定年制を廃止したと発表した。同社はこれまで社員の定年を60歳としてきたが、パート従業員約13万人のうち60歳以上は2,500人と多く、能力に合った活躍の場を提供すれば影響はないという。「年齢で会社への貢献の機会を損なうべきでない」との判断から廃止に踏み切った。この定年制廃止に伴い、同社では年金制度や退職金制度も見直すとしている。
 今年4月には改正高年齢者雇用安定法が施行され、65歳までの雇用を確保するよう義務付けられたが、従業員2,000人規模の大企業で定年制を廃止した企業は極めて少ない。

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