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2008/04/22号

日本でも白熱電球を禁止する方向に―地球温暖化対策の一環として

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 世界では白熱電球の販売や製造を禁止する動きが相次いでいる。蛍光灯式の電球に比べ同じ明るさで電力消費量が5倍程度と効率が悪く、その分発電に伴うCO2排出量を増加させてしまうためだ。
 こうした動向を受け、日本でも4月5日に甘利明経済産業大臣が、地球温暖化対策の一環として、2012年までに白熱電球をすべて蛍光ランプに入れ替える目標を打ち出した。今回の目標に強制力はなく、地球温暖化対策として不十分という声もあったが、4月14日には業界2位の東芝ライテックが2010年の製造停止を発表し、1位の松下電器も製造中止を検討すると表明した。今後、政府が販売禁止に踏み込むかどうかが注目される。

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