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2008/07/08号

東京都が企業にCO2排出量の削減を義務づける条例を可決

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 東京都は、6月25日の都議会本会議で環境確保条例の改正案を可決し、企業にCO2排出量の削減を義務づけた。気候変動の原因となるCO2の削減義務化は全国初だ。都内に立地する大型ビルなど約1,300の大規模事業所を対象に2010年度から施行される。都の削減目標(2020年までに2000年対比で25%削減)の達成のため、2020年度までに15~20%程度の見込みで削減の方向で、排出量取引制度も導入される。地方自治体とはいえ都のGDPはカナダなどのGDPにも匹敵する規模であるため、影響力は小さくないだろう。

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