2010年6月30日、工場立地法施行規則の改正省令が公布・施行され、太陽光発電施設が工場周辺地域の生活環境の保持に寄与する「環境施設」と位置づけられた。
今回の改正は、2009年12月8日に閣議決定された「明日の安心と成長のための緊急経済対策」において、太陽光発電施設の工場での導入促進を図るための規制改革が求められていたことに基づくもの。これによって、同施設の導入促進が見込まれるほか、屋上へ同施設を設置することでその設置面積相当分が環境施設面積に算入できるため、工場の新設・増設の際の敷地の有効活用につながると期待されている。
<< 一覧へ戻る