丸紅株式会社は、2012年1月、ナイジェリアLNG(液化天然ガス)プロジェクトに関し、54.6百万ドル(約42億円)を支払うことで、米国司法省との間で起訴猶予契約を締結し、同省との和解が成立したことを公表した。
同プロジェクトは、日米欧の複数企業による国際コンソーシアムが受注。同社は、同コンソーシアムと契約を結び、同コンソーシアムの受注活動に協力していた。
同プロジェクトの受注に関しては、ナイジェリア政府関係者に対する贈賄に係る連邦海外腐敗行為防止法(FCPA)違反の疑いがあるとして、米国司法省が調査を進めていた。受注した日米欧の各社は、すでに同省との和解で合意している。
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