LIXILグループは、2015年5月に、海外子会社であるJoyou AGについて、不適切な会計処理を行っている可能性があり調査を実施していることと、同社が破産手続き開始の申し立てを行ったことを公表した。また、6月に行った決算発表で、本問題による同グループの損失が、3年間で662億円に上る見込みであることを報告した。
その後、同グループは、11月に、Joyou グループの創業者により不正会計が行われていたという調査結果と、今後は、M&Aの進め方、デューデリジェンスの見直しなど、グループのガバナンス体制の改善を行うと発表した。
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