2017年5月30日、経済産業省・IoT推進コンソーシアムは、「データの利用権限に関する契約ガイドラインVer1.0」を公表した。
本ガイドラインは、IoTやAI等の技術革新によってデータが爆発的に増加するに伴い、事業者間の垣根を越えたデータ連携による新たな付加価値の創出が期待されているにもかかわらず、データの利用権限に関する考え方が明確になっていないために、事業者間の契約においてもそれを定めることが定着せず、データ流通が進まないという課題を解決すべく定められたものである。
事業者間の取引に関連して創出・取得・収集されるデータの利用権限を、契約において適正かつ公平に定めるための手法や考え方がまとめられている。
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