第一法規株式会社|教育研修一覧

2003/07/01号

~Let's コピーコピー!~の巻

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ルーティンワークとなっているその業務。とくにコピーなんて、若手社員の代表的なオシゴトですね。疑問もはさまず手が動く。雑誌?部署の数だけコピーコピー。ソフト?1枚あれば充分でしょ。こんなご時世、予算だって限りがあるんだし・・Let'sコピーコピー!・・でイイのかな?

きょうのプレゼン、勝てますかねぇ。

ウチみたいなリスクヘッジの観点で商品開発してるとこ、たぶんないからイケるんじゃないかねぇ。

ソコんとこの危機意識をチョイとあおれば・・・。

イタダキだわ~っ。

実は少し前から、新聞やWEBニュースで関連記事を集めていたんですよ。

おッッ使えるね~おぬし。どれどれ・・うわっ、読んでるだけで不安になる記事ばかりだねぇ。

この問題ではいまだに対策に取り組んでない会社が多いから、ジャンジャンあおりませう。

よ~し。 コピーコピー!

アララ、このままコピーはまずいわねえ。

あっチーフ。まずい、ですか?

コンプライアンス商品のプレゼンをするのに、これじゃ知的財産権を侵害してるわよ(笑)

えっ、どういうことですか?

新聞、雑誌、ホームページといった一般公開されているものでも、全部著作権法で保護されているのよ。著作者に無断でコピーすることは、たとえそれが社内で使用するレポートであっても著作権の侵害!刑事罰の対象にもなりうるのよ。しかもコピーしたその個人が犯罪行為の主体として、3年以下の懲役か300万円以下の罰金を適用される場合だってあるのよ。

そう言えば新入社員の頃、先輩に繰り返し諭されたなぁ・・。

(ぜんぜん身に付いてないじゃん・・)

あなた方自身の言葉でプレゼンする意味でも、記事を参考にオリジナル資料を作るくらいの気概が欲しいわねぇ。そうしたら、著作権侵害のリスクも回避できるわよ。

ラジャー、練りに練りますよ~。きょうは絶対勝つぞ!!

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