個人のみならず、企業もPRやマーケティング等に活用するケースが多くなったブログ(日記風の簡易型ホームページ)。活用できれば絶大な効果があるかもしれませんが、そうじゃない場合・・・企業にとっての損害はやはり大きいようです・・・。
うふぁ~…(大あくび)…(あ、まずい…誰かに見られたかな…)
ん?べっきぃ先輩、昨日は徹夜ですか?!
あう…。実は、今、ブログにはまっててね。8月1日から旅行記を中心に毎日更新しているの。だから寝るのが遅くなっちゃって。
へぇ~。アクセス数はどのくらいあるんですか?
まだ1日100~150件なんだけどコメントやトラックバックが、全く知らない人からあると嬉しくて!近頃は手軽に意見が公開できるツールとしてブログが普及しているけれど、この気軽さから、何気なく書いた内容が思わぬ問題を起こしかねないみたいだから、たとえ旅行記とはいえ、すごく注意しながら書いているんだ。
事件って、社員が会社の内部事情をブログで公開したとか…?
今回の件は、内部事情ではないの。アルバイトスタッフが実名で運営していたブログ上の「発言」に対して、企業が謝罪した…。企業情報とは直接関係ない発言で…。
ええっ!たった一人のアルバイト社員の発言が、そんな大きい事件になちゃうんですか!?
そうよ。
あ!ゆき先輩!!
まずはこの事件がどんな内容だったかを、べっきぃちゃん説明してね。
はい。事件の発端は8月中旬に行われたマーケット会場に出店していたフランチャイズ店のアルバイトスタッフが、このマーケットに来ている人たちを特定の呼び方で書き、その人たちを「キモイ!」などと写真付きでブログに記事を掲載したところ、ユーザーが「客をバカにしている」などとこのアルバイトスタッフだけでなく、フランチャイズを経営している会社に対しても苦情を寄せたんです。
ひょえ~!!ブログって案外色んな人が見てるんですねぇ・・・。
そうなんだよね。私のあんなブログでさえ、全く知らない人がコメントを寄せてくれる…。アメリカではネットユーザーの3割がブログ利用者と言われているんだよ~!
この後、このフランチャイズを経営している会社は経緯について調査して、お客様の価値を取り戻すためにWEB上に謝罪と改善対策を公表したの。
何を思おうと、どんな考えを持とうと個人の自由でしょうけれど、自分の立場を考えて書き込まないと、会社に迷惑がかかってしまう…それを肝に銘じていればこんなことにはならなかったかもしれないですね。
そういえば、Blogの内容が原因で職を失う人も増えているとか…。
米国人材マネジメント協会(SHRM)による2005年1月の調査では人事担当者のうち「Blogを理由に従業員を懲戒した」と回答したのは3%だったそう。でも、実際にはこのことが直接の原因で解雇したケースはなくて、ストックオプションに関する情報をリークしたことなどが原因だったみたいです。
このほかに、「仕事以外のインターネット利用」「個人的電子メールの送信」が懲戒理由にあげられていたわね。
ブログが直接・間接の懲戒原因になることもあって、企業によっては、ブログ利用に関するガイドラインを公開しているようです。何も考えずに、社員やスタッフがする書き込みが、企業の信頼を揺るがす事態にもなりかねないんですものね…。今後は、ブログへの書き込みなども含めた勤務時間外の社員の行為についても雇用契約書で記すなど、企業側の対策も求められそうですね。
ブログは有効なPR手段にもなる点が、何とも難しいところですよね…。
つい先日の新聞には「9月11日の衆院選でも、ブログの扱いが難しい問題になるかもしれない。確実に公職選挙法違反になるのは、故意に虚偽内容を記載したり、特定の候補者の当選や落選を呼びかける行為。書き込みには注意が必要」って載ってました。
法律違反はもちろん、モラルレベルでの注意も重要よね。
私もブログ上での過激発言はしないように気をつけなくちゃ!
ブログ上・・・だけ・・・ですか。…。
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