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│\/│ 女3人でつくる「ビジネスの法律がわかるメルマガ」
└──┘ ◆痛い目にあわないために◆
Vol.46 2005年05月24日
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:☆:INDEX
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■ごあいさつ | ||
□コンプラニュース | : | 2004年度の景表法事件、前年度比17%増 |
■ニュースから気になるひとこと | : | 景品表示法第4条第2項 |
□クイズ!「コレって○?×?」 | : | 個人情報が漏れた時の対応 |
■コンプラQ&A | : | 会社と社員がお白州対決? |
□編集部ひとりごと | ||
※セミナールームは掲載しておりません |
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■■ ごあいさつ
Pマーク取得企業が増えてきているようです。取得の時も、更新の時にも、「会社が積極的に教育を行っている」という姿勢がとても大切だと聞きました。企業として、どれだけ真剣に向き合っているかという姿勢は、お客様への信頼にもつながりますよね。宣伝になりますが、教材のみならず、弊社の長年培ってきたノウハウも含めて、是非、そんな「従業員様教育」のお手伝いをさせていただければうれしいです。(べっきぃ)
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■■ コンプラニュース
公正取引委員会が5月13日に公表した2004年度の景品表示法事件の処理状況によると、処理件数は前年度比17%増の764件で5年連続の増加となった。そのうち「排除命令」「警告」はともに21件、「注意」は722件。排除命令を受けたのはダイエット食品の不当表示2件、これ以外の食品の不当表示8件、衣料品原産国の不当表示5件、資格学校の試験合格者数等の不当表示4件、スーパーの不当な二重価格表示1件、優良老人ホームの不当表示1件。ダイエット食品2件については、2003年に新設された景表法第4条第2項を適用したが、提出された資料は当該表示の裏付けとなる合理的根拠を示すものでなかったとして不当表示と判断された。
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■■ ニュースから気になるひとこと
1962年に制定され公正取引委員会が運用に当たる「不当景品類及び不当表示防止法(景品表示法)」は2003年5月に一部改正、第4条第2項が新設され同年11月に施行された。
公正取引委員会が商品又は役務の内容について実際のものよりも著しく優良であると示す表示等(第4条第1項第1号)に該当するか否かを判断するために必要があると認めるときは、当該表示をした事業者に対し、期間を定めて表示の裏付けとなる合理的な根拠を示す資料の提出を求め、当該資料が提出されない場合に当該表示を不当表示とみなすもの。「合理的な根拠」の判断基準については「客観的に実証された内容」等、公取委が運用指針を出している。
■■ クイズ!「これって○!×?」
■■ ~個人情報が漏れた時の対応~
コンプライアンスに関するクイズを出題いたします。こっちが正解だ!と思う方のリンク先をクリックしてください。○か×か、すぐにわかり、詳しい解説を見ることが出来ます。Let's try!
べっきぃ | : | ぎゃあー、大変だー、顧客の個人情報が漏れちゃったよ!まず、何をしたらいいの!?あわわわ…… |
みち | : | 落ち着いて、落ち着いて…えーっと、まずは、トップに連絡じゃないですか? |
Q.個人情報が漏れていた!とわかった場合、従業員としてどういう行動をとるべきでしょうか?
A.まずトップに連絡する
◇Aだと思う人はこちら⇒ https://com-kh.d1-law.com/comp/quiz/a.html
B.トップに連絡の前にするべきことがある
◇Bだと思う人はこちら⇒ https://com-kh.d1-law.com/comp/quiz/b.html
■■ コンプラQ&A
■■ ~会社と社員がお白州対決?~の巻
労働組合、行政などに個人が寄せる労働相談は、年間約100万件以上。ところが、実際裁判所に持ち込まれるのは、3000件程度。結局社員は、泣き寝入り??
べっきぃ | : | この前、結婚を間近に控えた友達が急なリストラにあって…。 |
みち | : | !!本人のショックは相当だったでしょうね。 |
べっきぃ | : | そう。きちんとした説明もなく、通知されて1週間で解雇だって。 |
みち | : | 1週間~?!1か月分の給料は支払われたんですか? |
べっきぃ | : | まさか。それどころか、残業代も未払いのままで、本人は「納得いかない!!」って憤慨してたよ。 |
みち | : | それって訴訟になりそうな話ですね。 |
べっきぃ | : | そうなんだけど、訴えてもどうせ長くかかるし、お金もかかるから泣き寝入りっていうのが現実なんだよね(泣) |
ゆき | : | 泣くな!そして寝るなぁ!! |
べっきぃ | : | ??!!ゆ、ゆ、ゆき先輩? |
◇この続きはこちら⇒ https://com-kh.d1-law.com/comp/bn/qa/2005/q_050524.html
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■■ 編集部のひとりごと
半年で5人。披露宴の回数です。先週の土曜も親友の結婚式に出席しました。「笑いアリ涙アリのスピーチを!」という親友のリクエストに応えるため、毎日しこしこと作成した、新婦への手紙と新郎への品質保証書。泣いちゃぁダメだ!と何度も足をつねってはいたものの、やっぱり手紙は半泣き状態…。終了後、ご家族には「人となりがよくわかって本当によかった。原文をコピーして一生大切にします」とおっしゃっていただけたこと、本人からは「感動して涙が止まらなかった。本当にありがとう」と電話をもらったことが嬉しかったです。何事も“人に喜んでいただけること”が原点なんだ…と今更ながら痛感した週末でした。 (べっきぃ)