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2006/04/26号

vol.67


┌──┐ 
│\/│ 女3人でつくる「ビジネスの法律がわかるメルマガ」
└──┘ ◆痛い目にあわないために◆

Vol.67 2006年04月26日


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:☆:INDEX
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■ごあいさつ    
□コンプラニュース 公益通報者保護法施行で各省庁に窓口設置
■ニュースから気になるひとこと 公益通報者保護法に関する民間事業者向けガイドライン
□クイズ!「コレって○?×?」 試用期間中の解雇
■コンプラQ&A 「60歳=定年退職」はもう古い?!
□編集部ひとりごと    
※セミナールームは掲載しておりません

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■■ ごあいさつ


 もしかして、連休?ほんとに?みなさん、連休なんですねっ(しつこい)。私には、今年、ゴールデンウィークはなさそうです。いや、いいんですよ、べつのときに休みますよ、きっと…一年前にもお伝えしました。私の生まれ故郷の安曇野は、5月が一番美しい。水田に北アルプスと青空と白い雲が映り、田の畦には花が咲き乱れ、湿度の低い乾いた空気がとっても気持ちいい。なにかにむかって、感謝したくなるような風景が目の前に広がります。あー、帰りたい(泣)
 せめて、おいしいものを食べたいと思い、最近お気に入りの店ができました。でも、行けるのは10時過ぎに夕飯を食べに女ひとりでふらっと…という状態です。悲しい?そんなことないよ(意地)気持ちのよい季節、風薫る5月ですから、自然に感謝しつつ自然を満喫する、そんな時間を過ごしてくださいね。(ゆき)


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■■ コンプラニュース


◆公益通報者保護法施行で各省庁に窓口設置

 4月1日に公益通報者保護法が施行されたことに伴い、金融庁はじめ多くの省庁が通報の受付窓口を設置した。通報の内容によって行政機関が異なるため、内閣府では4月3日に公益通報者保護制度相談ダイヤルを設置、公益通報者保護法に関する相談や各種ガイドラインに関する相談、通報先の相談などの受け付けを始めた。
 公益通報者保護法は、会社の法令違反を行政機関や報道機関に告発した従業員が、解雇など不利益な扱いを受けないよう保護することと通報を受けた会社や行政機関がとるべき措置を定めたもの。通報を受けた会社は是正措置などを通報者に通知する努力義務がある。内閣府の「公益通報者保護法に関する民間事業者向けガイドライン」では、会社内部で適切に通報を処理するための指針を公表している。


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■■ ニュースから気になるひとこと


◆公益通報者保護法に関する民間事業者向けガイドライン

会社のコンプライアンス経営を強化するため、従業員から受けた法令違反などの通報を適切に処理するための指針。会社内部で通報処理の仕組みを整備すれば風評リスクを減らすことにもつながるとしている。
 1)通報の窓口や受付方法を明確に定め、従業員に十分に周知させるなど通報処理の仕組みを整備すること。
 2)通報を受けた場合、調査の必要性について公正・公平かつ誠実に検討し通報者に通知するよう努めること。その際、通報者の個人情報を守ること。
 3)調査結果は速やかに通報者に報告すること。
 4)調査の結果、法令違反が明らかになった場合は是正措置や再発防止策を講じ、処分などを行い、必要であれば行政機関に報告すること。
 5)公益通報をしたことを理由に解雇や不利益な扱いをしてはならない。


■■ クイズ!「これって○!×?」
■■ ~試用期間中の解雇~


コンプライアンスに関するクイズを出題いたします。こっちが正解だ!と思う方のリンク先をクリックしてください。○か×か、すぐにわかり、詳しい解説を見ることが出来ます。Let's try!

筋野さん 俺の弟、今年から社会人1年目で、あるITベンチャー企業に入ったんだ。
みち IT企業か~。服装とか自由そうでいいですね。
筋野さん いや、まったく逆。注意されないからいいだろうと思って、毎日ノーネクタイで会社に行ってたら、入社20日目にいきなり社長室に呼ばれて、クビの宣告が下ったらしい。
みち ネクタイで首をつないでおけばよかった、なんて後悔しても遅かったわけですね…。
筋野さん (こいつ、最近オヤジ化してないか…?)まあ、新入社員で試用期間中だったから、解雇されても文句は言えないんだよね。

Q.次のうち、正しいのはどちら?

A.試用期間中は自由に解雇できる
◇Aだと思う人はこちら⇒ https://com-kh.d1-law.com/comp/quiz/a.html

B.試用期間中であっても自由に解雇できない
◇Bだと思う人はこちら⇒ https://com-kh.d1-law.com/comp/quiz/b.html


■■ コンプラQ&A
■■ ~「60歳=定年退職」はもう古い?!~の巻


いよいよ本格化する、定年を迎える団塊の世代の大量退職。いわゆる2007年問題ですが、徐々に話題になることも多くなってきましたよね。そんな折、定年退職に関わる重要な法律が施行されました。まだまだ「定年なんてずっと未来のこと」というあなたにも、働くヒントが隠されているかもしれませんよ。

みち 週末は叔父の還暦祝いのパーティだったんですよ~。
筋野さん おおっ、いいなあ。そしたら叔父さん、これからは退職して、悠々自適な生活ってやつだな。ひょ~っ。うらやましいなぁ♪
みち 筋野さんっ!ま~たそんなこと言って。ゆき先輩に言いつけちゃいますよ。
ゆき 聞いてたわよ。
筋野さん げっ、ゆき先輩!
ゆき なによ、「げっ」はないでしょ。失礼しちゃうわ、まったく。それにしても筋野くん、「還暦=定年退職して引退」っていう考え方はちょっと古いかもしれないわね。
筋野さん 古い!ゆき先輩にいわれるとなんかへこむなぁ~(涙)。

◇この続きはこちら⇒ https://com-kh.d1-law.com/comp/bn/qa/2006/q_060426.html


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■■ 編集部のひとりごと


皆様、はじめまして。今回より参加させていただきます「たなやん」です。って、女3人って謳っているのにいいのかっ!?なんて突っ込みには、ご安心下さい。女3人は変わらず、勉強しながら参加させていただく新参者ですので。
コンプライアンスという言葉をよく耳にするようになった昨今、まさか自分がその情報を伝える立場になるとは正直驚いておりますが、これから頑張っていきたいと思っておりますので、皆様よろしくお願いいたします!(たなやん)

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