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│\/│ 女3人でつくる「ビジネスの法律がわかるメルマガ」
└──┘ ◆痛い目にあわないために◆
Vol.107 2007年12月26日
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:☆:INDEX
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■ごあいさつ | ||
□コンプラニュース | : | 下請取引適正化推進月間の実施について |
■ニュースから気になるひとこと | : | 下請取引の適正化について |
□クイズ!「コレって○?×?」 | : | 整理解雇とは |
■コンプラQ&A | : | 「在宅勤務」導入!?何に気をつければいいの? |
□編集部ひとりごと | ||
※セミナールームは掲載しておりません |
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■■ ごあいさつ
全国で、ちらほら雪が降りはじめましたね。朝晩冷たい空気に耳や鼻がちぎれそうなこの季節。この前、F1日本グランプリ(富士スピードウエイ)の映像を見ていたら、ホットパンツで某ブランドバッグを提げた観客を発見。レースクイーンよりも薄着な観客に拍手喝采を送りました(深夜に一人で;)
さてもさても、残すところ今年もあとわずか。CSR、コンプライアンス、内部統制から自己啓発ものまで、たくさんのメールマガジンや書籍にめぐり会うことができました。また、セミナーで皆さんのアンケートに励まされ、目頭が熱くなったりもしました。いろんな情報を、自分の中に落とし込んで、活かせるまでには、あとどのくらい時間がかかるのだろう…。自分の会社をなんとかしたいけどどうしたらいいんだろう、どのくらいかかるんだろうと、コンプライアンスの取組みに不安を抱えていらっしゃる皆さん!私の先輩の名言ですが「身に着いた情報はいつか陽の目を見ます。でも、あっという間に情報の貯金はなくなるから、コツコツ(楽しみを見つけながら)するのがコツだ」と(ちょっと洒落はいってましたね)。いろんな人がいて、いろんな企業があって当然です。皆さんに合った情報提供となるべく、これからもどんどん発信していきます。セミナーなどでお目に掛かれることを期待して、(もちろん出会いも期待して)来年もよろしくお願い申し上げます!(えり)
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■■ コンプラニュース
公正取引委員会・中小企業庁は、11月を「下請取引適正化推進月間」としており、下請取引の適正化について、普及・啓発事業を集中的に行った。
また、原油価格上昇による中小企業への影響調査をふまえ、平成19年11月27日、経済産業大臣及び公正取引委員会委員長連名で各親事業者代表取締役(20,140社)及び関係事業者団体代表者(616団体)あてに「下請取引の適正化について」「下請事業者への配慮等について」の2種類の通達を発信し、関係者への告知を行った。
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■■ ニュースから気になるひとこと
「下請取引の適正化について」のなかでは親事業者の遵守すべき事項として、13の親事業者の禁止事項の徹底を図った。
1 書面(注文書)の交付及び書類の作成・保存義務
2 下請代金の支払期日を定める義務及び遅延利息の支払義務
3 受領拒否の禁止
4 下請代金の支払遅延の禁止
5 下請代金の減額の禁止
6 返品の禁止
7 買いたたきの禁止
8 物の購入強制・役務の利用強制の禁止
9 報復措置の禁止
10 有償支給原材料等の対価の早期決済の禁止
11 割引困難な手形の交付の禁止
12 不当な経済上の利益の提供要請の禁止
13 不当な給付内容の変更・やり直しの禁止
■■ クイズ!「これって○!×?」
■■~整理解雇とは~
コンプライアンスに関するクイズを出題いたします。こっちが正解だ!と思う方のリンク先をクリックしてください。○か×か、すぐにわかり、詳しい解説を見ることが出来ます。Let's try!
筋野さん | : | 世の中少しは景気がよくなってきたかと思ったけど、まだまだなのかもな…。 |
みち | : | どうしたんですか、筋野さん!?そんなことに頭を悩ますイメージが全くないんですから、本気で心配になりますよ。 |
筋野さん | : | 友達の会社が業績悪くなって、友達がリストラされたんだ。しかもその理由が、そいつにたまたま運の悪いことが続いてて、その運気が会社に伝染するからって理由で、真っ先に。悔しいけど、業績が悪いんじゃな。 |
みち | : | そんな理由で本当に解雇することできるんですか? |
Q.次のうち、正しいのはどちらでしょうか。
A.解雇することができる
◇Aだと思う人はこちら⇒ https://com-kh.d1-law.com/comp/quiz/a.html
B.解雇することはできない
◇Bだと思う人はこちら⇒ https://com-kh.d1-law.com/comp/quiz/b.html
■■ コンプラQ&A
■■ ~「在宅勤務」導入!?何に気をつければいいの?~の巻
社員が仕事と生活を調和させる(ワーク・ライフ・バランス)ことができ、子育てや介護等と両立するために有効であるという観点から、「在宅勤務」を導入しようという企業が増えています。ただ、社員の管理や評価について、これまでとは違うやり方をしなければならないという課題も指摘されています。どんなことが必要になるでしょうか?
足尾 | : | 大麦さんっ!みちっ!聞きました?うちの会社、「在宅勤務」の導入を検討しているらしいですよ(ハアハア)。 |
大麦 | : | え~そうなんだ~。そういえばこの前そんなアンケートに答えた記憶が・・・。 |
みち | : | でも足尾さん、どうしてそんなにうれしそうなんですか? |
足尾 | : | だって、家で自分の好きな時間に働けるってことだよ!上司も(大麦さんも)いないし、好き放題! |
大麦 | : | 足尾くん・・・。在宅勤務って、そういうものじゃないと思うけど・・・(相変わらずなんだからっ!) |
えり | : | あらあら、足尾くん、また大麦さんに怒られてるの? |
足尾 | : | えり姉御!「在宅勤務」について教えてくださ~い! |
◇この続きはこちら⇒ https://com-kh.d1-law.com/comp/bn/qa/2007/q_071226.html
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■■ 編集部のひとりごと
早いもので、2007年最後のメルマガとなりました。今年はサイトのリニューアルに加え、新メンバー登場など、コンプライアンス推進室内でも色々な出来事があったなぁ、としみじみ思い出すと同時に、コンプライアンス関係の不祥事は残念ながら後を絶たず、こちらも色々と考えさせられました。個人が意識を強く持たないと、なかなか変わっていくことは難しいのでしょうね。
それでは!今年も本メルマガをご購読いただきありがとうございました! 来年も変わらぬお付き合いのほど、何卒よろしくお願いいたします!(たなやん)