第一法規株式会社|教育研修一覧

2009/02/10号

vol.134


┌──┐ 
│\/│ 女3人でつくる「ビジネスの法律がわかるメルマガ」
└──┘ ◆痛い目にあわないために◆

Vol.134 2009年02月10日


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:☆:INDEX
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■ごあいさつ    
□コンプラニュース ダボス会議で「持続可能な100社」が発表される
■ニュースから気になるひとこと 世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)
□クイズ!「コレって○?×?」 オプトイン規制
■コンプラQ&A ホワイト国
□編集部ひとりごと    
※セミナールームは掲載しておりません

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■■ ごあいさつ


 最近、PCやソフトのバージョンによって、ファイルが開けたり開けなかったりすることが続き、今更ながらWindows Vistaを勉強しております。
  古いものが淘汰されていくのが世の常とはいえ、そのスピード感に圧倒されつつも、勉強していくと意外と楽しいものですね。周りの人に、にわか知識を披露して、少々得意げな自分に気付き、アナログ人間だってことを改めて再認識しました。
 今年の目標を脱アナログ人間にしようかな…。(たなやん)


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■■ コンプラニュース


◆ダボス会議で「持続可能な100社」が発表される

 1月28日に開幕した世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で、「世界で最も持続可能な企業100社」の2009年版が発表された。このリストは、カナダの「Corporate Knights」誌が主導し、著名なSRI調査機関Innovest社の協力で2005年より作成しているもの。今回で5回目となる。
日本企業では、イオン、ダイキン工業、JR東日本、本田技研工業、クラレ、三菱重工、日本郵船、NTTデータ、NTTドコモ、パナソニック、リコー、積水化学工業、損保ジャパン、凸版印刷、トヨタ自動車の15社が選ばれた。
 本調査では、約1800銘柄を環境・社会・ガバナンス(ESG)の面で評価。こうした持続可能な取り組みと財務パフォーマンスの関連性は年々高まっているとしており、投資家などのステークホルダーにESGに優れた企業を伝えている。 他の選定企業や選定手法など、より詳しい情報はこちら(英語)


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■■ ニュースから気になるひとこと


◆世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)

 世界経済フォーラム(World Economic Forum)は、独立した非営利財団でジュネーヴに本部を置く。1971年に、ドイツ人経済学者クラウス・シュワブによって設立された。財界をはじめとする各界のリーダーたちの連携を通して、世界の経済・社会の現状の改善に向けて取り組むことを目的としている。
 毎年1月下旬に年次総会を開催し、加盟する企業の最高経営責任者のほか、各国首相、学者、ジャーナリストなどの招待客2000人以上が参加する。近年では福田元首相や麻生首相も参加している。世界の経済および社会問題について、企業や国の枠を超えて論議が交わされる国際会議としてよく知られる。この年次総会はスイスの観光地ダボスで行われることから、日本ではダボス会議とも呼ぶ。


■■ クイズ!「これって○!×?」
■■~オプトイン規制~


コンプライアンスに関するクイズを出題いたします。こっちが正解だ!と思う方のリンク先をクリックしてください。○か×か、すぐにわかり、詳しい解説を見ることが出来ます。Let's try!

たなやん 電子メール広告って、受信拒否の連絡があったら、それからは送らないようにすればいいんですよね。
筋野さん そう、消費者が受信拒否の意思表示を行ったときは電子メール送信を禁止することを「オプトアウト規制」というんだ。
えり 筋野さん、何言ってるの。「オプトイン規制」といって、消費者が事業者からの電子メール広告の送信を事前に承諾しない限り、電子メール広告の送信を原則的に禁止する規制が開始されたのよ。
筋野さん えっ、ウソー! それじゃ、すでにアドレスを知っているお客さんにも送れないのか?

Q.改正特定商取引法が施行される前から取得していたメールアドレスもオプトイン規制の対象になるでしょうか。

A.対象になる
◇Aだと思う人はこちら⇒ https://com-kh.d1-law.com/comp/quiz/a.html

B.対象にならない
◇Bだと思う人はこちら⇒ https://com-kh.d1-law.com/comp/quiz/b.html


■■ コンプラQ&A
■■ ~ホワイト国~の巻


足尾さんがどこかでホワイト国という言葉をきいてきたようです。何だか間違った理解をしているようですが…

足尾 ただいま~。ふう、久しぶりにお客様のところに行って来たなあ。やっぱり外はいいなあ~
大麦 あら、足尾さん久しぶりに外出できてよかったわね。何だか最近社内で企画書ばっかり作っていてウズウズしていたからね、で、今日はどんなところに行って来たの。
足尾 海外に工作機械を輸出する仕事をしている会社ですね。お会いした方が「ホワイト国」って言葉をよく使っていたなあ。よく分からなかったので適当に相槌を打ってたんですけど、大麦さん知ってますか?
大麦 さあ、その辺のことは詳しくないわ、何でしょうねえ。

◇この続きはこちら⇒ https://com-kh.d1-law.com/comp/bn/qa/2009/q_090210.html


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■■ 編集部のひとりごと


 昨日テレビを見ていたら、面白いドラマをやっていました。ある架空の会社が舞台となっていましたが、内部統制のために業務を細かに見える化しようとして妙なシステムや厳しい規則を入れた結果、社員がシステムや規則に縛られすぎるあまり情報が共有化されなくなって会社が危機に陥るというものです。
 そこに箴言を語る先生が登場し「上に政策あれば、下に対策あり」(上に立つ人が新しい政策を導入すると、下にいる人はすり抜ける策を考える)と話す、そして経営陣に「信なくば立たず」(信頼がなければ物事はうまくいかない)と諭します。
 業務を見える化し、情報を共有化する最も有効な手段は人と人との信頼、そしてコミュニケーションが大事であると改めて感じさせられました。(足尾)

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