┌──┐
│\/│ 女3人でつくる「ビジネスの法律がわかるメルマガ」
└──┘ ◆痛い目にあわないために◆
Vol.204 2012年01月11日
‥,
:☆:INDEX
'‥'
■ごあいさつ | ||
□コンプラニュース | : | 新日鐵と住金の合併計画を承認 |
■ニュースから気になるひとこと | : | 公取委による企業結合審査 |
□クイズ!「コレって○?×?」 | : | 日本の法律は、海外でも適用される?? |
■コンプラQ&A | : | |
□編集部ひとりごと | ||
※セミナールームは掲載しておりません |
■■
■■ ごあいさつ
2012年になりました。
みなさんは、どこで新年を迎え、今年をどのような年にしたいと考えたのでしょうか?
私は、故郷の松本で「寒い!」を連発しながら新年を迎えました。寒いことは寒いのですが、空気が澄んで空がとても高く、北アルプスはあいかわらず美しくそびえ、たくさん深呼吸をしてきました。松本に帰ると必ず行く蕎麦屋に今年も行って、いつものように天ぷらそばをいただきました。
おいしいお米とお水に恵まれて、こんなにいいところで自分は育ってきたんだなぁと、いまさらながらしみじみとそのことを幸せに思いました。
今年も、一日一日丁寧に大切に生きていこうと思います。
みなさん、今年もよろしくお願いいたします。(ゆき)
■■
■■ コンプラニュース
2011年12月14日、公正取引委員会は、新日本製鐵と住友金属工業の合併計画に関する審査を完了し、一部条件付で承認すると発表した。
両社の合併により、特定の業務の国内シェアが50%を超えることが、独占禁止法上問題となる、市場の競争の実質的な制限にあたるおそれが指摘されていたが、両社の提出した該当する商権の他社への移管を含む問題解消措置が妥当と判断され、合併計画が承認された。
■■
■■ ニュースから気になるひとこと
独占禁止法上問題となる企業結合(企業による株式の保有、役員兼任、合併、共同新設分割および吸収分割、事業の譲渡など)の情報を早期に得られるよう、一定の基準を超える企業結合については、法令で公正取引委員会に対する届出・報告が義務づけられている。
公取委は、これらの届出と届出前の事前相談について、その企業結合が、市場の競争を実質的に制限することになるかどうか、法令とガイドライン「企業結合審査に関する独占禁止法の運用指針」に基づき審査し、必要な措置を命じることができる。
■■ クイズ!「これって○!×?」
■■ ~日本の法律は、海外でも適用される??~
コンプライアンスに関するクイズを出題いたします。こっちが正解だ!と思う方のリンク先をクリックしてください。○か×か、すぐにわかり、詳しい解説を見ることが出来ます。Let's try!
筋野さん | : | この間、海外に転勤になった同期から、M国では、政府高官に「仲介料」と称して賄賂を渡す商慣習があるらしいんだけど、どうしたらいいか相談されたって話しただろう。 |
たなやん | : | 確か、不正競争防止法違反になるっていう話でしたよね。 |
筋野さん | : | でも、日本の法律が海外で適用されて処罰されるのはおかしくないか? |
Q.日本の法律の罰則が及ぶ範囲についての原則はどちらでしょうか?
A.その人が所属している国(日本)の法律が、その人がその国(日本)を離れても適用される
◇Aだと思う人はこちら⇒ https://com-kh.d1-law.com/comp/quiz/a.html
B.その人が日本にいれば日本の法律が、海外にいればその国の法律が適用される
◇Bだと思う人はこちら⇒ https://com-kh.d1-law.com/comp/quiz/b.html
■■ コンプラQ&A
■■ ~契約書はなんのためにあるの?~の巻
足尾さんが、なにやらぶつぶつ言いながらファイルをあさっています。通りかかったよっしーが声をかけました。
よっしー | : | 足尾さん、何してるんですか? |
足尾 | : | 今度、新しい業者と取引をはじめるから、契約を結ばないといけないんだ。それで、元になる契約書のひな形を探しているんだよ。 |
よっしー | : | それなら、あそこのキャビネットにあるはずですよ。 |
足尾 | : | ありがとう!そもそも「この仕事をいくらでお願いします」、「はい、わかりました」って、約束したんだから、わざわざ契約書を結ぶこともないと思うんだけどな~。 |
よっしー | : | え?そういうわけにはいかないと思いますけど…。 |
えり | : | よっしーの言うとおりよ! |
足尾 | : | わっ!えり先輩!! |
◇この続きはこちら⇒ https://com-kh.d1-law.com/comp/bn/qa/2012/q_120111.html
■■
■■ 編集部のひとりごと
2012年、第1回目のメールマガジンを読んでいただき、ありがとうございます★
年末年始のお休みから早1週間!すでにお正月の記憶も遠くなりつつありますが、実は、いまだに作りすぎたおせちを消化中です。
圧力鍋を購入したため、張り切っておせち作りに挑戦し、黒豆と昆布巻を作りすぎてしまいました。
おせちは保存がきくので少し経ってもおいしく食べられるのですが、やはり三が日に食べるのが、一番おいしく感じる気がします。
今年も、読者の皆様のお役に立つ情報をお届けしてまいりたいと思います。本メールマガジンを何卒よろしくお願いいたします。(大麦)