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2019/07/09号

vol.384


┌──┐ 
│\/│  女3人でつくる「ビジネスの法律がわかるメルマガ」
└──┘  ◆痛い目にあわないために◆

Vol.384 2019年07月09日


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:☆:INDEX
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■ごあいさつ    
□コンプラニュース 高年齢者雇用安定法改正案の骨格の公表
■ニュースから気になるひとこと 高年齢者雇用安定法
□クイズ!「これって○?×?」 ~BCCのつもりが…~
■コンプラQ&A ~信頼関係があるから大丈夫!?~の巻
□編集部ひとりごと    
※セミナールームは掲載しておりません

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■■ ごあいさつ ☆゜* +o○。・☆゜


 ロールプレイングゲームで、
 内気な元いじめられっ子を演じました。

 事件を解決することを目的とする推理ゲームですが、
 演じているうちに、感情移入して目的を忘れてしまいそうでした。

 悲しくなったり、不安になったり…
 私が演じた役を過去にいじめていた子を演じた人には、
 「本気で悪いと思って目を合わせられない」と打ち明けられたりしました。

 日頃コミュニケーションがうまくいかない時には、
 相手になりきってみることで、少し理解し合えるかなと思いました。(みち)


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■■ コンプラニュース


◆高年齢者雇用安定法改正案の骨格の公表

 政府は、2019年6月5日に未来投資会議を開催し、
 2019年の成長戦略実行計画案の中で、希望する高齢者が70歳まで
 働けるようにするための高年齢者雇用安定法改正案の骨格を示した。

 今回の改正案の骨格では、70歳までの就業機会を確保するために企業が
 実施すべき措置の選択肢として、従来の高齢者雇用確保措置である
 (1)定年の引上げ、(2)継続雇用制度の導入、(3)定年の廃止
 に加えて、(4)他企業への再就職の実現、(5)フリーランス契約への
 資金提供、(6)起業支援、(7)社会貢献活動参加への資金提供
 の7項目を挙げている。

 これらの措置は、まずは企業の努力義務として導入し、その後の
 実態の進捗を踏まえて将来的には義務化を検討するという流れによって
 進めることが想定されている。

 政府は、この高年齢者雇用安定法改正案を2020年の通常国会に
 提出することを目指している。


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■■ ニュースから気になるひとこと


◆高年齢者雇用安定法

 定年後も引き続き働きたいと希望する高齢者を65歳まで雇用することを
 企業に義務付ける法律。

 高年齢者雇用安定法では、定年年齢を65歳未満に定めている企業に、
 その雇用する高年齢者の65歳までの安定した雇用を確保するために、
 (1)65歳までの定年の引上げ、(2)65歳までの継続雇用制度の導入、
 (3)定年の廃止のいずれかの措置(高年齢者雇用確保措置)
 を実施することを義務付けている。

 なお、(2)の継続雇用制度とは、企業が雇用している高年齢者を本人の
 希望に応じて定年後も引き続いて雇用する再雇用制度などをいい、
 大半の企業は、上記3つの措置のうち、この継続雇用制度を採用している。
 この制度の対象者は、以前は労使協定で定めた基準によって限定することが
 認められていたが、2013年度以降、希望者全員を対象とすることが
 必要となっている。


■■ クイズ!「これって○?×?」
■■     ~BCCのつもりが~


コンプライアンスに関するクイズを出題いたします。Let's try!

足尾
まずい! やってしまった!!
みち
どうしたんですか?
足尾
お客様への案内文、BCCで送るところをCCでメール送信しちゃった!

Q.BCCとは何の略?

A.ブラック・カーボン・コピー(Black Carbon Copy)
◇Aだと思う人はこちら⇒ https://com-kh.d1-law.com/comp/quiz/a.html

B.ブラインド・カーボン・コピー(Blind Carbon Copy)
◇Bだと思う人はこちら⇒ https://com-kh.d1-law.com/comp/quiz/b.html


■■ コンプラQ&A
■■   ~信頼関係があるから大丈夫!?~の巻


様々な場面で発生しているハラスメント。自分がハラスメントの加害者になる可能性について、考えたことはありますか?

足尾
友人が「うちの上司が、Aさんに明らかなセクハラ発言をしたのに、セクハラを認めないし反省もしない」って嘆いてました。
大麦
その上司の方には、何か言い分があるんでしょうか?
足尾
「自分と部下との間には信頼関係があるから問題ない。Aさんもいつも笑っていた」って言っているそうです。
えり
それ、その部長の思い込みじゃないかしら。
足・大
あ、えりさん!

◇この続きはこちら⇒ https://com-kh.d1-law.com/comp/bn/qa/2019/q_190709.html


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■■  編集部ひとりごと 。* +o○。・☆゜


 つい先日、自分の住んでいるマンションに初めて「G」が襲来しました。

 恐怖よりも先に「こいつは絶対に殺さねばならない」
 という激しい感情がわき上がり、
 「自分の中にこんな感情があったなんて…」と驚きつつ、
 どこか「G」との戦いを楽しんでいる自分がいました。

 もう二度と現れてほしくないのですが、
 それもちょっぴり寂しいような気もしていて、戸惑っています。(足尾)

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