2018年4月、改正金融商品取引法により、「フェア・ディスクロージャー・ルール(上場会社による公平な情報開示)」が導入される。
これまでは、金融商品取引法による企業内容開示制度と、証券取引所規則による適時開示制度が設けられていたが、公表前の内部情報を特定のアナリストや投資家にのみ提供することを防止するため、投資家に対する公平かつ適時な情報開示を確保することを目的として、重要情報について公表義務が課されることになる。
なお、ルールの対象となる重要情報の管理等、当該規定の解釈に関するガイドラインも金融庁から公表されている。
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