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2018/08/07号

エアバッグのリコール未改修車両を車検で通さない措置を開始

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 2017年12月、国土交通省は、タカタ製エアバッグのリコール改修を促進するため、異常破裂する危険性が高い未改修車両については、2018年5月より、車検で通さない措置を開始することとした。
 タカタ製エアバッグは、ガス発生装置(インフレータ)が異常破裂し、金属片が飛散する不具合が発生しているため、2009年以降リコールが実施されているが、2017年10月時点で国内の改修率は約83%であり、約320万台の未改修車があること、異常破裂による死者が全世界で少なくとも18人を数え、一刻も早い改修が必要であることから、未改修車を車検で通さない措置が講じられることになった。

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