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第2回 コンプライアンス教育が目指す人材像

 

コンプライアンス教育では、リスクに敏感な人材を育成する

ところで、「リスク」とは、どういう意味でしょうか。いろいろな定義がありますが、ここでは、リスクを「損失や事故の大きさとそれを生じさせる確率」ととらえましょう。具体的な損失につながる事故や事象は起きていなくても、起こる可能性がある状態が「リスク」です。コンプライアンス活動では、「損失は発生するもの」「事故は起こるもの」という前提で、「リスクはつねに存在する」という認識のもと、対策を講じていくことになります。

それぞれの会社におけるコンプライアンス・リスクは、その大きさや発生の頻度が異なります。コンプライアンス教育についても、それぞれの会社の実情にあわせて適切な進め方をすることが必要です。

企業は、つねに変化を意識しながら、【     】を敏感に感じ取れる人材の育成と、柔軟に【      】対応のできる組織を作り上げることが必要

【  】にあてはまることが重要なキーワードだよ。わかるかな?

▼ヒント▼
1. リスク
2. マスク
3. タスク