Q. コンプライアンスを、飽きずに学習してもらえる工夫を教えてください。
A. 教育のなかに、「考えること」と「他人に説明すること」を、ぜひ組み込んでみてください。
教育の実効性と効果を高めるために、研修のプロセス等において、受講者が「自ら考える」機会、「他の人に説明する」機会を加えることを、強くお勧めします。
自分では理解しているつもりでいても、他の人に説明をしようとすると、うまく説明できないということは、みなさんにも経験があるのではないでしょうか。
これはコンプライアンス教育に限ったことではありませんが、特にコンプライアンス教育においては、職場のメンバー同士が、「具体的な業務のなかで、 何が適法で何が違法なのか」、「どういった点に気をつけなければいけないか」を互いに議論しあうことが、教育効果の観点からもとても有効だと感じています。