第一法規株式会社|教育研修一覧

第6回 部下との信頼関係

Q. コンプライアンスの問題で、部下に注意をうながす必要があるのは、どんなときですか?

A. 否定的な発言や、投げやりな言動には、とくに注意を配りましょう。

例えば、社内で問題が発生して、その再発防止のために新しくルールができたとします。その新しいルールを周知・徹底するために、上司が部下と話し合いの機会を設けたとしましょう。

そのようなときに、部下に否定的な発言や後ろ向きな発言、投げやりな言動などがみられたら、注意が必要です。自分のことではなく他人事とするような言動にも、注意が必要でしょう。

コンプライアンスについて、「自分だけは大丈夫」、「自分たちの部署には関係ない」などのように、きちんと考えようとしない態度は、あらためていく必要があるでしょう。